重度の虫歯の治し方 その1

重度 (C3)の虫歯の処置 (神経が生きている場合)です。
歯髄炎といいます。

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神経の入っている歯髄に虫歯が達した場合、
細菌感染した歯髄を除去しなければなりません。
放っておくと痛みがひどくなり、歯根の先に膿みを
持つようになります。
(根尖性歯周炎:重度の虫歯の治し方 その2を参照下さい。)

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細菌感染した歯髄を取り除くため、
ファイルと呼ばれる器具を上下に動かして、
感染物を取り除いてきれいにしていきます。

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その後、洗浄をして消毒剤を塗布して、
仮の充塡材で蓋をします。

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消毒が終了した根管には根管充塡を行います。
(“オピアンキャリア法とは”をご参照下さい。)

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その後、失われた歯質を補うため、金属もしくは、
プラスティック材料でコアと呼ばれる、土台を
作ります。

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クラウンを被せて歯の強度を補い、機能を回復します。