施術事例のご紹介

症例A
とても根の曲がった左下犬歯です。オピアンキャリア法を行いました。
2枚目の写真の一番右は10年3カ月後です。
根の先には膿みのような黒い像はありません。
健康に機能しています。

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症例B
左下第二大臼歯の根の先に黒い膿みの部分がある、曲がった神経の管でした。
オピアンキャリア法を行いました。
1枚目上は施行直後です。下は1年3ヶ月後ですが、膿みはほぼ治っています。
2枚目は16年2カ月後です。根の先に膿みもなく、歯周病もなく、
ブリッジの支柱として健康に使われています。

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症例C
右下の第一小臼歯に大きな膿みの袋が出来ています。オピアンキャリア法を行いました。
結果、矢印の箇所には5本の枝分かれ(側枝)があり、充塡材で封鎖できました。
2枚目の右は6年5カ月後の写真です。膿みの袋もほぼなくなり、歯周病もなく、
被せた金属冠が充分に機能しています。

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症例D
カラー写真: 左上の歯ぐきがブクブクに腫れています。レントゲンでは5番目の歯に膿みがあります。
隣の4番目にも黒く写った膿みがあります。5番目の歯では土台の金属で穴が開いていて、
その穴と本来の根の管をオピアンキャリア法で封鎖しました。
2枚目の写真左: 4番目の歯は外科的に歯ぐきを切開して、根の先端から封鎖しました。
2枚目の写真右: 5番目の歯で12年9カ月、4番目の歯で5年11カ月経過したものです。
根っこの先の膿みの袋は、ほぼ完治して歯周病的にも健康に金属冠が機能しています。

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症例E 歯周病の外科手術  G.T.R法 (再生療法)

1枚目:58歳女性、術前です。左の第2大臼歯の奥とその横の第一大臼歯手前が、
くさび状に骨がなくなっています(ポケット6mmと7mm)。
ポケットも深く、このまま放置すると歯磨きによる効果が出づらく、
さらに悪化する可能性もあり、G.T.R法で組織の再生を図りました。

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2枚目:術後1年1カ月後のもので、第2大臼歯、第一大臼歯ともに、
くさび様の骨欠損部に骨も再生し、平坦になりました(両歯ポケット2mm)。

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これで、歯磨きによる効果が発揮し易く、ポケットの深さの改善とともに、
歯周病が治癒したものと判断できます。

症例F インプラント

1枚目:60歳女性、左上にインプラント(フィクスチャー)を3本、骨に埋入しました。

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2枚目:6カ月後、上部構造(アバットメント)の接続とセラミック冠の装着をしました。

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3枚目:15年5カ月後、インプラントを支える骨もほとんど減少しておらず、
ご本人の清掃への意識の高さがすばらしいと思います。
この3本のインプラントは、生涯健康に機能し続けるのではないかと考えています。

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